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恵方(えほう)とは

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節分の恵方巻でおなじみの恵方は、その年の福徳を司る神様歳徳神(としとくじん)がいるとされる方角です。

このページの目次

1.恵方は4方向しかない

恵方は、その年の十干によって決まります。歳徳神は二十四方位のうち甲・丙・庚・壬の4つの方位だけをめぐるため、恵方は次の4方向しかありません。

年の十干 恵方 西暦の下一桁
甲・己 甲の方位(東北東やや東) 4・9
乙・庚 庚の方位(西南西やや西) 0・5
丙・辛・戊・癸 丙の方位(南南東やや南) 1・3・6・8
丁・壬 壬の方位(北北西やや北) 2・7

西暦の下一桁で覚えると簡単です。たとえば2026年は下一桁が6なので南南東、2027年は7なので北北西です。

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2.年別の恵方一覧

年十干恵方真北から時計回り節分
2020年庚西南西約255度(庚の方位)2月3日(月)
2021年辛南南東約165度(丙の方位)2月2日(火)
2022年壬北北西約345度(壬の方位)2月3日(木)
2023年癸南南東約165度(丙の方位)2月3日(金)
2024年甲東北東約75度(甲の方位)2月3日(土)
2025年乙西南西約255度(庚の方位)2月2日(日)
2026年丙南南東約165度(丙の方位)2月3日(火)
2027年丁北北西約345度(壬の方位)2月3日(水)
2028年戊南南東約165度(丙の方位)2月3日(木)
2029年己東北東約75度(甲の方位)2月2日(金)
2030年庚西南西約255度(庚の方位)2月3日(日)
2031年辛南南東約165度(丙の方位)2月3日(月)
2032年壬北北西約345度(壬の方位)2月3日(火)
2033年癸南南東約165度(丙の方位)2月2日(水)
2034年甲東北東約75度(甲の方位)2月3日(金)
2035年乙西南西約255度(庚の方位)2月3日(土)

次の節分は2027年2月3日(水)、恵方は北北西です。

恵方は立春から次の節分までの1年間、同じ方角です。年ごとの方角と角度は下の表のとおりです。

節分の過ごし方や豆まきの由来は節分とはで紹介しています。

3.恵方の向き方

恵方は「真北から時計回りに何度か」で測ります。スマホのコンパスアプリを開き、画面の上を真北に合わせてから、表の角度の方へ体を向けます。地図アプリの北は「真北」ですが、方位磁針が指すのは「磁北」で、日本では真北より西へ5〜10度ほど(地域によって異なります)ずれています。厳密に向きたい方は、コンパスアプリの設定で「真北」を選びます。

恵方は24方位のうちの1つ(15度の幅)なので、多少のずれは気にしなくてかまいません。

4.恵方の過ごし方

節分に恵方を向いて太巻きを無言で食べる「恵方巻」は関西発祥の風習で、全国に広まったのは1990年代以降です。江戸時代には、元日にその年の恵方(明きの方)にある寺社へ参る「恵方詣(えほうまいり)」が盛んで、明治以降に広まった初詣の源流の一つとされます。

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