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計算方式と検証
- 計算は高尾学館系の星出しの決まりにしたがっています。その出し方による命式141日分と、公開されている命式32件と照合し、すべて一致しました(団体との提携はありません)。
- 出生時刻は使いません。性別は大運の向き(順行・逆行)にだけ使います。
- 流派や資料で扱いが分かれる点は、下の「未確認の点」にすべて書いています。
対応範囲は1873-01-01(明治6年1月1日)〜2100-12-31です。日本がグレゴリオ暦(新暦)を使い始めた日を起点にしています。それより前の旧暦の日付は、新暦に直す必要があるため対象外です。用語は高尾系の算命学で使われる名称にそろえています。各項目を押すと詳細が開きます。
採用した計算ルール
- 節入り: 太陽の見かけの黄経が285°(小寒)から30°進むごとに来る12の節入りの時刻を天文計算で求め(定気法)、日本標準時に直します。節入りの日は、その日の0時から新しい月として扱います(出生時刻は使いません)。1887年以前は日本標準時の施行(1886年の勅令、1888年1月1日施行)より前ですが、全期間を東経135度の時刻(UTC+9)にそろえて計算しています。当時の暦は東京の地方時(約19分進む)で作られていたため、節入りが23時41分以降の4回(1873年白露・1885年清明・1886年立夏・1887年寒露)は、当時の暦では翌日になる可能性があり、該当する日には結果に注記が出ます。
- 年柱: 立春の日付で切り替えます(1月1日や旧暦の正月ではありません)。
(立春基準の年 − 4) mod 60が0のとき甲子(干支番号1)。 - 月柱: 地支は直前の節入りで決まり(小寒=丑 … 大雪=子)、天干は年干から五虎遁で決定。五虎遁は、甲・己の年は丙寅、乙・庚は戊寅、丙・辛は庚寅、丁・壬は壬寅、戊・癸は甲寅から寅月を始めます。
- 日柱: 通算日から算出。2000-01-01 = 戊午(干支番号55)を基準。
- 蔵干: 直前の節入りから誕生日までの日数と、地支ごとの表で決定。20日以上は最終行。年・月・日の地支に同じ日数を使用。蔵干は高尾系の算命学の表で、子平(四柱推命)の人元司令とは子・午・卯・酉などで干の数が異なります。
- 人体星図: 頭=日干×年干、右手=日干×日支蔵干、胸=日干×月支蔵干、左手=日干×年支蔵干、腹=日干×月干。左肩=年支(初年)、左足=月支(中年)、右足=日支(晩年)。右肩の伴星(日干×年干の干合相手)は一部の流派・アプリで表示される補助の星で、高尾学館の命式には出ません。
- 天中殺: 日柱の旬(10日周期)で欠ける2支。
- 先天的エネルギー数: 十二大従星の点数(天将12・天禄11・天南10・天貴9・天堂8・天恍7・天印6・天庫5・天胡4・天報3・天極2・天馳1)を使い、各干について日支・月支・年支との点数の合計に、命式に出ている個数(年干・月干・日干と3つの地支の蔵干すべて)を掛けます。五行別はその合計です。排気量は陽占の十二大従星3つの平均(目安は総エネルギー÷30)、車幅は0を除いた五行の最大と最小の差(基準50)、スピードは車幅÷総エネルギー(基準0.23)です。排気量・車幅・スピードは一部の鑑定師・アプリで使われている指標で、流派共通の用語ではありません。
- 大運: 年干が陽で男性・陰で女性なら順行、それ以外は逆行。順行は次の節入りまでの日数を3で割って四捨五入、逆行は直前の節入りからの日数を3で割って切り上げ(どちらも1歳未満は1歳、11歳以上は10歳)。朱学院系を選ぶと日数に1を足して切り上げ。干支は月柱の次(逆行は前)から10年ごと。主星=日干×大運干、従星=日干×大運支。大運天中殺は大運支が天中殺の2支に入る旬。
- 年運: 立春で切り替わる干支年。主星・従星・位相法・天中殺は大運と同じ方法。
- 位相法: 運の干支と日柱(西方)・月柱(中央)・年柱(東方)を比べ、律音・納音・天剋地冲・大半会・干合・支合・半会・対冲・刑(生貴・庫気・旺気・自刑)・害・破を表示。三合会局・方三位など3つの支で成り立つものは表示しません。ここでの納音・律音は位相法の用語で、納音は同じ干で支が対冲、律音は同じ干支を指します。六十干支に海中金などを当てる古典の「納音」とは別です。
- 宇宙盤: 干支番号1(甲子)を真上に置き時計回りに6度ずつ並べ、年・月・日の干支番号を結びます。
- 宿命の位相法: 命式の日柱・月柱・年柱どうしの関係を、運の位相法と同じ判定で表示します(宿命の中の組み合わせは参照サイト(算命学アプリ無料版)とは照合していません。判定名は運の位相法と同じ表示で、宿命の柱どうしの呼び方は流派で異なります)。
- 気図法: 五行別エネルギーを東=木・南=火・中央=土・西=金・北=水に置き、縦(北+南)と横(東+西)を比較。
- 八門法: 中央=日干の五行、北=日干を生む、南=日干が生む、東=日干が剋す、西=日干を剋す五行。最大の方角で玄武・青龍・朱雀・白虎・螣陀(とうだ。螣蛇とも書く)型、東+南と西+北で陽型・陰型、北+南と東+西で順型・逆型。ここでの八門法は算命学の用語で、奇門遁甲の八門(休門・生門など)とは別のものです。
- 宿命天中殺: 生年中殺=年支が日柱から出る天中殺の2支に含まれる、生月中殺=月支が日柱から出る天中殺の2支に含まれる、生日中殺=日支が年柱から出る天中殺の2支に含まれる。日座中殺=日柱が甲戌・乙亥、日居中殺=甲辰・乙巳。互換中殺=生年と生日の両方、宿命二中殺=生年と生月の両方、全天中殺=生年・生月・日座の三つ。
検証した内容
- 高尾学館の星出しとの直接照合: 通常日・立春前後・うるう日・午前0時付近の節入り前後を含む21日と、無作為に選んだ120日(通常日60・節入り前後60)の計141日で、陰占の柱・蔵干・主星5つ・従星3つ・天中殺がすべて一致しました(日本標準時・高尾学館系の既定で)。2051年以降は高尾学館側が非対応のため照合していません。
- 公開されている命式との照合: 算命学の解説サイト・鑑定サイトに生年月日と結果が載っている32件(陰占の干支、人体星図の主星・従星、天中殺、宿命天中殺)を照合し、32件すべて一致しました。節入り当日(啓蟄・清明・立春・大雪の当日)や節入り前日・翌日、立春前の生まれを含みます。
- 参照サイト(算命学アプリ無料版)との照合: 無作為114件で、先天的エネルギー数(十干別)・五行別合計・排気量・車幅・スピードが全件一致。宿命天中殺の7判定と分類名は無作為79件で全一致。蔵干の全段の並び(いまの段を先頭)は68件で一致(節入り日を1日目とする方式)。大運・年運の先頭行は27件で25件一致(例外は未確認の点に記載)。宇宙盤の頂点は6件で一致。位相の言い方は約6,500組で一致。
- エネルギー数: 公開されている計算例と照合し、すべて一致しました。1982-01-25(総229、金144・土45・水40、排気量4.00、車幅104、スピード0.45)、庚午・辛巳・癸未の命式(甲〜癸の内訳と総291、八門法の東西が同点97)、1952-07-15(総268)、1955-10-28(総256)。
- 大運: 1985-12-15・女性の例題(順行、22日で7歳運、初旬己丑から七旬乙未まで、六旬・七旬が大運天中殺)と一致しました。
- 宇宙盤: 1952-07-15(年29・月44・日59)、1985-02-26(年2・月15・日33)の干支番号が公開例と一致しました。
- 宿命天中殺の組み合わせ例: 解説サイトの判定例13組(互換・生年・生月・生日・日座・宿命二中殺)がすべて同じ判定になりました。
- 人体星図の向き: 3×3の表で公開されている3件で、天中殺・左肩(初年)・右足(晩年)・左足(中年)を含む9マスすべての位置が一致しました。
- 1873〜2100年の全日付(約83,000日)を、別方式で書き直したプログラムと照合し、不一致は0件でした(自分の実装同士の整合確認)。
- 節入り時刻は国立天文台の暦要項(2021・2025・2026年の36件)と照合。日付は36件すべて一致、分単位の表示との差は最大43秒でした。
- 蔵干の日数の区切りは、独立した解説3件の表と照合し、すべての支で区切りが一致しました(1件は誤記と思われる箇所を除く)。
差が出る日付とその原因
- 節入りが日本標準時とUTC+8で別の日になる日: 例として1980-04-14は、清明が1980-04-05 00:14(日本標準時)で、UTC+8では4月4日です。このため日本標準時では蔵干が乙・主星が龍高星、UTC+8では癸・車騎星になります。古い年代をUTC+8で扱う流派があるとの解説があるため、両方を選べるようにしました(19世紀の中国の暦は北京の地方時で作られており、UTC+8とは一致しません。この選択肢は現代の流派の扱いに合わせるためのものです)。照合した32件のうち基準で結果が変わる1件(1977-08-22)は、日本標準時の側と一致しました。
- 蔵干の日数の数え方: 節入り日を0日目とする(高尾学館系とされる)か、1日目とする(朱学院系とされる)かで1日ずれ、蔵干の切り替わり目の日だけ結果が変わります。複数の解説が同じ違いを挙げているため、選択肢として残しています。
- 2種類の節入り基準で結果が変わる日付は、結果の上に自動で警告が出ます。
このページで扱わないもの
- 相互中殺・同一中殺は、二人の命式を比べて成り立つ関係なので、一人分の命式を出すこのページでは判定しません。
未確認の点
- 立運の年齢の端数処理(順行=四捨五入、逆行=切り上げ)は、参照サイトとの照合141件中140件と一致した経験則です(大運・年運の先頭行の照合27件とは別の集計)。逆行の端数処理は資料によって四捨五入とするものもあります。1950-05-25(女)は参照サイトが1歳小さい値で、原因は未確認です。
- 参照サイトの位相表記「大半会【天才】」は、付く条件を特定できていません(観測2例:2009-04-20女の初運と2020-03-13男の初運で、いずれも年柱との関係)。このページは「大半会」とだけ表示します。
- 参照サイトの年運は暦の前年から表示されます。このページは今年から表示し、前後12年ずつ切り替えられます。
- UTC+8の基準から日本標準時の基準に切り替えた年(流派・暦ごと)。
- 蔵干の表と日数の数え方は二次資料どうしで一致しましたが、学館の公式資料では確認できていません。
- 全天中殺の定義は資料で異なります(日の部分を日座中殺に限るものと、生日中殺とするもの)。このページは前者です。
- 国立天文台の分単位表示の丸め方(最大43秒の差の理由)。
- 午前0時の2分以内に節入りが来る5件、および2030年以降の予測値。
- 排気量・車幅・スピードの式は、参照サイトの114件の出力と全件一致しました(式の出典となる資料は未確認)。総エネルギーの平均値は資料によって180〜250程度と幅があるため、表示していません。
- 大運・年運の年齢が満年齢か数え年か、大運がいつ切り替わるか(誕生日・立春など)は資料が見つからず、満年齢・誕生年+年齢で表示しています。朱学院系の日数の数え方は参照サイトの出力と一致するか未確認です。
- 大運天中殺の扱いのうち、初旬の特殊な位相法や反転大運天中殺は表示していません。
- 宇宙盤の4区画(1〜15・16〜30・31〜45・46〜60)の呼び方は資料ごとに違うため、名前は付けていません。
- 参照サイトは節入り日を数える方式を既定にしているとの説明があります。このページは高尾学館系(数えない方式)を既定にしているため、蔵干の切り替わり目や大運の起運年齢で1つずれる日があります。
- 出生時刻による節入りの判定(節入り当日の時刻前後で柱や蔵干を変える解説あり)は非対応です。節入り当日の生まれには、結果の上に注記が出ます。
- 天中殺の型の呼び名(初代運・末代運など)と括弧内の性格の言い方は、資料によって異なります。
- 守護神・数理法は、採用する流派の表(調候表など)の資料が決まっていないため未実装です。
計算結果と読み解きは参考情報で、内容の的中や将来の出来事を保証するものではありません。
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はじめての方へ
算命学は、生まれた年・月・日の干支(陰占)から、心の働きを表す十大主星と、エネルギーと人生の時期を表す十二大従星を出し、体の位置に置いた図(陽占・人体星図)で読みます。生まれた時刻は使いません。
星の意味は十大主星とはと十二大従星とは、図の読み方は陽占(人体星図)の見方、命式と蔵干は陰占(命式)と蔵干のしくみで解説しています。四柱推命との違いは算命学と四柱推命の違いをご覧ください。
結果の各項目は、大運・年運・位相法・宿命天中殺・エネルギー数・気図法・八門法・宇宙盤の解説記事でくわしく読めます。
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