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穀雨こくう

穀雨(こくう)

二十四節気 春・太陽黄経30度・中気

田畑を潤し、穀物を育てる春の雨が降るころ。

年日時(日本時間)
2025年4月20日(日) 4時56分
2026年4月20日(月) 10時39分
2027年4月20日(火) 16時18分

※太陽の視黄経を天文計算で求めた時刻です(国立天文台の暦要項と分単位で一致することを確認しています)。

穀雨の意味

穀雨は「中気」にあたり、辰月の中ほどに位置します。旧暦では、穀雨を含む月を3月とします。

穀雨のころの行事と旬

八十八夜を前に茶摘みが始まります。旬:新茶、あさり。

穀雨の七十二候

二十四節気をさらに約5日ずつ3つに分けたものが七十二候です。ここに挙げる候名は明治7年(1874年)の略本暦によるもので、中国の候名を日本の風土に合わせて改めたのは貞享暦(1685年)の渋川春海が最初です。

候七十二候読み
初候葭始生あしはじめてしょうず
次候霜止出苗しもやんでなえいずる
末候牡丹華ぼたんはなさく

初候「葭始生」(あしはじめてしょうず)

水辺で葦(あし)が芽吹き始めるころです。葦は「悪し」に通じるのを避けて「よし」とも呼ばれます。宣明暦ではこの時期を「萍始生」(浮き草が生え始める)としていました。葦はすだれや屋根材などに使われ、暮らしに身近な植物でした。穀雨は田畑を潤す春の雨が降るころとされます。

次候「霜止出苗」(しもやんでなえいずる)

霜が降りなくなり、苗代で稲の苗が育つころです。宣明暦にはない、日本独自の候とされます。「八十八夜の別れ霜」という言葉があるように、立春から数えて八十八日目のころが霜の降りる最後の目安とされてきました。このころに摘まれる新茶は、縁起がよいものとして喜ばれます。

末候「牡丹華」(ぼたんはなさく)

牡丹が大きく華やかな花を咲かせるころです。牡丹は「百花の王」とも呼ばれ、古く中国から伝わったとされます。宣明暦ではこの時期を「戴勝降于桑」としていました。春の最後の候にあたり、ゴールデンウィークを迎えて行楽を楽しむ人が増え、農家では田植えの準備に忙しくなるころです。

二十四節気の一覧は二十四節気・七十二候の一覧、毎日の暦は今日の暦をご覧ください。

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