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陰陽(いんよう)とは

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昼と夜、男と女、動と静。世界のあらゆるものを、対立しながらも補い合う二つの気の働きとしてとらえる考え方が陰陽(いんよう)です。

このページの目次

1.陰と陽は「善悪」ではない

陰陽は、どちらかが良くてどちらかが悪いという考え方ではありません。陽が極まれば陰が生まれ、陰が極まれば陽が生まれます。昼が最も長い夏至から夜が長くなり始め、夜が最も長い冬至から昼が長くなり始めるように、陰と陽はたえず入れ替わりながら循環しています。

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2.太極図が表すもの

太極図。白が陽、黒が陰。それぞれの中にある小さな点は「陽の中にも陰があり、陰の中にも陽がある」ことを表す。この陰陽魚の形は明代以降に広まったもので、宋の周敦頤の「太極図」は別の図。

太極図は、陰陽が一つの円の中で互いに追いかけ合う様子を描いたものです。白い部分(陽)がふくらむと黒い部分(陰)は細くなり、やがて逆転します。点の存在は、どんなものも純粋な陰や陽ではなく、内に反対の性質を抱えていることを示しています。

3.陰と陽の性質一覧

陽 陰
天 地
日(太陽) 月
昼 夜
春・夏 秋・冬
男 女
動 静
熱 寒
明 暗
上・外 下・内
奇数 偶数
剛 柔

4.干支の陰陽

十干は甲・丙・戊・庚・壬が陽、乙・丁・己・辛・癸が陰です。十二支は子・寅・辰・午・申・戌が陽、丑・卯・巳・未・酉・亥が陰です。

干支は「陽の干と陽の支」「陰の干と陰の支」の組み合わせしかありません。このため10×12=120通りではなく、その半分の60通りになるのです。

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5.陰陽と五行が結びついた「陰陽五行説」

陰陽の考え方は、のちに万物を木・火・土・金・水の5要素でとらえる五行説と結びつき、「陰陽五行説」として体系化されました。暦、医学、占い、風水、さらには日本の陰陽道へと受け継がれています。詳しくは陰陽五行説の歴史をご覧ください。

6.よくある質問

陰と陽はどちらが良いのですか?

どちらが良い・悪いということはありません。陰と陽は互いに補い合い、バランスがとれていることが大切だと考えます。

干支が60通りなのはなぜですか?

十干と十二支はそれぞれ陰陽に分かれ、陽と陽、陰と陰の組み合わせしか作られないため、120通りの半分の60通りになります。

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